「伝える」と「伝わる」

Posted by はり灸あんど at 17:08 2016年05月12日

少し前の話になりますが、商工会青年部主催の「若い経営者の主張大会」というのに出させていただきました。そこで優勝された方の題材です。

こちらが言ったこと、伝えたつもりだったことが、相手は理解していなかったという話はよく聞きます。

私もここは十分注意しています。
特に東洋医学というのは、取っ付きにくい分野です。
「いったい鍼で何をするんだろう?」
「どんなことをされるんだろう?」

こんな疑問をもたれたまま治療に入っても、こちらに身を預けてくれません。

実は以前、当院は予約制ではありませんでした。
思いのほか患者さんが集中した時、焦るあまり問診を怠ってしまいました。
「どこが痛いですか?」「どんなふうに痛いですか?」
と、お決まりのフレーズを並べ、心の声まで聴けなかったような気がします。

その結果、思うような効果は出ず、まだ症状を残したまま帰すはめに・・・。
おそらく、施術中は不安いっぱいだったと思います。

それからは問診であっても、会話のキャッチボールを心がけるようになりました。
ある程度、症状やその症状に陥った歴史など自分の表現で話していただいております。
それに対して、こちらから治療方法を説明いていく。
会話が止まれば、??が発生しているんだなあ~と気付くこともできる。
他治療院では、あまりないスタンスかもしれませんね。

伝えるの主語は、「私」です。
伝わるの主語は、「あなた」です。

たった1文字しか違わないのに、この違いは大きいですね。
せっかく伝えるなら、主語は「あなた」にして、双方向の問診、そして「あなた」のための治療院を心がけています。








 
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