姿勢の大切さ

Posted by はり灸あんど at 20:00 2015年08月01日

当院でも、肩、腰の痛みで来院される方が増えています。
加齢による痛みだと思われがちですが、10代~30代の若年者が増えてきています。

その多くの原因は、姿勢の問題(特に骨盤)にあるようです。
もともと人間の骨盤は、長く座るのに不向きな構造です。

骨盤という土台が安定しないため、その上に立つ建物(体幹)が不安定になり、そのバランスの悪さが、肩や腰に負担がかかり、痛みとして表れている状態です。

子供は座ってゲーム、大人は腰かけての仕事が多くなった現代だから増えた問題なのかもしれません。

一言で骨盤の歪みと言っても、骨盤が前に倒れている場合、後ろに傾いている場合、または、左右どちらかに傾いている場合、もっと複雑に前や後ろに傾きながら左右どちらかに歪んでいる場合など人それぞれです。

もちろんそのことによって、痛む場所も痛みの程度も人それぞれです。

それらすべて説明しても長くなるので、特に多い骨盤が後ろに傾いている姿勢についてまとめてみます。


□スウェイバック型



いわゆる「覇気のない姿勢」

頭が前に飛び出して、背中が丸くなり、膝も曲がりぎみいるいわゆる猫背。

こういう方は、胸の筋肉、お腹の筋肉、お尻から太ももの裏にかけての筋肉に負担がきます。
また、背骨のすぐ横の靭帯が引き伸ばされため、将来的に脊柱管狭窄症など構造的な疾患を伴うリスクが高まります。
肩も関節内で癒着が起きやすく、五十肩のリスクが高まります。


□フラットバック型



サッカーでも一時「フラット3」なんて流行りましたが、要するの背筋が一見まっすぐな状態です。

長時間座りっぱなしな人や、仕事で背筋を伸ばさないといけない人に多いです。

背骨に負担が大きくなるので、足にしびれがくるような坐骨神経痛などのリスクが高まります。
夕方になると腰が重くなる人は、初期症状かもしれません。

上2つの例もそうですが、腰や肩が痛いからと言って、そこだけ見ていては根本的な解決にはならないことがわかると思います。
また痛みがあるところを、無理やりほぐさなくても、患部はほぐせるというイメージが湧くと思います。

鍼灸は経絡という道を使った治療です。
こういったイメージは特に大切にしないといけないですね。




 
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